子連れ登山の始め方4ステップ~2歳児が登山デビューするまで~

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2歳児と登山

コロナ禍でキャンプや登山といったアウトドア人気が昨今急上昇しています。皆さんもお子さんと一緒にアウトドアをしたいというご家庭が多いと思いますが、子連れ登山をどのように始めればよいかお悩みの方も多いのではないでしょうか。

我が家の父「ながお」は5歳~18歳までボーイスカウトに所属していました(富士章という最高位の章も一応取得)。幼少期から高校卒業まで、キャンプ(野宿)や登山を行ってきただけあってアウトドアが大好きです。高校生の頃は指導者の補佐として小学生のお子さんと山登りやキャンプをすることもありました。

息子と一緒にアウトドアをすることが夢だったこともあり、2歳児の息子の登山デビューに向けてロードマップを作成してみました。ボーイスカウト時代の指導者としての知見も含まれているため、参考になればと思います。

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近所の小さい山・丘・里山等で練習してみる

通常の生活環境では斜面を延々と登り続けるという経験がなかなかできないと思います。

「山を登る」という感覚になれるためにも、まずは小さな山(丘)レベルの片道20分程度のプチ登山をするのがよいと思います。

見晴らしのよさや達成感、山頂でのお菓子タイム等、登山をする際の小さな喜びを体感させてあげることで「登山はたのしいもの」という認識を刷り込みましょう。

また、道中の自然観察についても、お子さんが興味を持ったものがあればじっくり付き合ってあげてください。普段見ることのない環境なので、お子さんからすれば気になることだらけなはずです。

【体験記:実際に小さな山で練習してきました!】

平坦な道でハイキングをしてみる

小さな山で斜面を登る練習ができたら、次は長時間歩く練習をしてみましょう。

「平坦な道」としているのは万が一途中でリタイアした場合の親の負担を考慮してです。

可能であれば自然が豊かな場所を散策し、普段触れることができないような自然に触れさせてあげられるとよいですね。

低山であれば片道1時間程度となりますので、まずは1時間歩くことを目標にしてみましょう。

ロープウェイやケーブルカーがある山を頂上まで登ってみる

いよいよ一般の方がイメージする山登りとなります。

ロープウェイやケーブルカーがある山を選択する理由は、以下の通りです。

 ①設備や登山道が整備されており登山の難易度が低い

 ②登山時間が短め

 ③下山はロープウェイにするなど、工程に自由度が増す

 ④乗り物にのる楽しみが増える

参考までに関東近郊でロープウェイやケーブルカーがある山と、それらを利用した場合の山頂までの登山時間をまとめました。

【体験記:実際に高尾山で登山デビューしてきました!】

高尾山

住所東京都八王子市高尾町
標高599m
ケーブルカー・リフト代金
※いずれも同額
※2歳未満は無料
大人(往復):950円
大人(片道):490円
子供(往復):470円
子供(片道):250円
山頂までの所要時間(片道)
※ケーブルカー・リフト
 を利用した場合
※大人の場合の時間
45分程度
公式サイトURLhttps://www.takaotozan.co.jp/

筑波山

住所茨城県つくば市筑波
標高877m
ケーブルカー代金
※いずれも同額
※6歳未満は無料
大人(往復):1,070円
大人(片道):590円
子供(往復):540円
子供(片道):300円
山頂までの所要時間(片道)
※ケーブルカーを利用した場合
※大人の場合の時間
15分程度
※1週約60分の自然探索路あり
公式サイトURLhttp://www.mt-tsukuba.com/
備考ロープウェイもありますが、山頂駅から山頂まで徒歩5分程度のため
登山の練習であればケーブルカーをおすすめします。

宝登山

住所〒369-1305 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
標高497m
ロープウェイ代金
※5歳未満は無料

大人(往復):830円
大人(片道):490円
子供(往復):420円
子供(片道):250円
山頂までの所要時間(片道)
※大人の場合の時間
1時間15分程度
※ロープウェイの山頂駅=山頂となるため、
 所要時間はロープウェイを利用しない場合の時間です。
公式サイトURLhttp://www.mt-tsukuba.com/
備考

山登りの途中でお子さんがぐずったり、無理だと感じた場合はすぐに下山しましょう。下山するよりもロープウェイの乗り場が近ければ乗り場まで登り切ってしまってもよいです。ロープウェイがある山は、万が一の場合の選択肢が増えるというメリットもあります。

ロープウェイやケーブルカーがない山を頂上まで登ってみる

いよいよ本格的な登山の始まりです。

はじめは万が一の保険として、前項でご紹介した山をロープウェイやケーブルカーを利用せずに登ってみるのもよいでしょう。途中で無理だと判断した場合に、下山or近くの乗り場までいくという2つの選択肢を持つことができます。

まとめ

楽しい登山が嫌な思い出にならないよう、お子さんと二人三脚で少しずつ山登りに慣れていただければと思います。

我が家も今回作成したロードマップに沿って準備を進めます!

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