皆さま夏真っ盛りでございますが、いかがお過ごしでしょうか。
我が家の2歳の息子は、晴れていればどんなに暑い日でも外に出て遊びたがります。
皆さんのお子さんでも外で遊びたがるお子さんは多いのではないでしょうか。
夏場の外遊びって親子ともに過酷ですよね…特に日なたの砂場なんてもう地獄です。
大人はもちろん、何よりも子供の熱中症には特に気をつけなければなりません。
背が低い子供は地面からの反射熱を直に受けるため、大人よりも5℃以上も高温な環境にさらされているそうです。
熱中症の予防策として、環境省の「熱中症予防のための情報・資料サイト」では、予防のために「保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やすこと」が推奨されています。
さらに、具体的に冷やす箇所は太い血管が通っている「首の周り、わきの下、足の付け根」を冷やすことがよいとされています。
以上を踏まえ、熱中症対策グッズをいろいろとリサーチしたところ、アイスリングが子供向けの熱中症対策グッズに最適そうだということがわかりました。
実際にSuoアイスリングを購入してみた感想等をお伝えします!
・アイスリングのデメリット
・類似商品との比較
Suo アイスリングの基本情報
昨年あたりから話題になり、今年に入ってからとある番組で取り上げられた関係で、品切れが続いています。
アメリカのNASAで研究開発された新素材のPCM素材を利用しており、28℃で凍結します。
通常の保冷剤や氷と異なり冷たくなりすぎることがないので、過度な冷却よる皮膚への刺激や結露がないことが特徴です。
サイズ展開はS(約23cm)、M(約30cm)、L(約37cm)となっています。
価格帯ですが、キッズ用は3,080円~、大人用は3,520円~となります。
アイスリングが子供の熱中症対策に最適な理由
軽量なので子供が嫌がらない!
アイスリングは水よりも30%軽い素材で作られています。
一度首につけると、つけていることを忘れてしまうくらい軽い装着感なので、子供も嫌がって外そうとすることはありません。
せっかく買ったのに嫌がって付けてもらえない…なんて悲しいことも起きづらいので、個人的には結構重要なポイントでした!
激しい動きをしても全く落ちない!
適度な固さと輪っかのような形状をしているため、動き回っても落ちづらいのも魅力的です!
ちなみに、今のところ公園でアスレチックをしたりや走り回ったりしても落下したことは一度もありません。
大人だったら機械式のネッククーラーという選択肢もありますが、激しく動き回る子供にはつけれませんもんね…
適度な冷たさで痛くならない&結露しない!
首元を冷やすアイテムだと、保冷剤を使用するタイプや水で濡らすタイプがありますが、我が家の息子はどちらも嫌がってつけてくれませんでした。
保冷剤タイプは冷たすぎが原因で、水で濡らすタイプはベチャベチャして不快だったことが原因のようでした。
その点、アイスリングは程よい温度感ですし、表面もサラサラしているので付け心地がとても良いです。
ちなみに、冷えすぎない=冷却効果が無いのでは?と購入前に疑問に思っていました。
試しに外で遊んだ際に1時間ほどアイスリングを着けて、そのあと首に触ってみましたが、首の周りだけ他の箇所と比べて明らかにひんやり冷たかったです。
人間の体温が36度前後と考えると8℃近く温度が低いものが首に着いている事になるので、そう考えると冷却効果が十分有るんだと思います。
冷却効果が切れても再度復活!【検証結果あり】
一度溶けてしまっても、28℃以下で放置すれば再度結氷して効果を復活させることができます。
我が家はよく公園に行った際に、砂場遊び用のバケツに水を入れてアイスリングを冷やしています。
実際にどれくらい放置するとどの程度まで結氷するのか検証してみましたので参考にしていただければと思います。
・公園の蛇口の水を使用
・アイスリングは完全に溶けた状態
・外気温32℃の日陰に放置
結果、10分程で40%位、水を入れ替えてさらに10分程で70%程度固まりました。
キャンプに行った際などはクーラーボックスに入れて置けば10分程度で80%以上の状態に回復するとおもわれます!
デザインがおしゃれ!
アイスリングには他にも類似商品がありますが、デザイン性はsuoが飛び抜けておしゃれ&種類も豊富です。
一番の魅力は他のブランドとのコラボを展開している点です。
我が家が購入したのは子供服の「F.O.International」とコラボした物です。
マットな質感で、冷却剤感が全くない点が気に入っています。
他にも以下のブランドとコラボしているようです。
- D.O.D
- 日本相撲協会
- VISSEL KOBE
今後も様々なブランドとコラボして、お洒落なデザインのアイスリングをどんどんリリースして欲しいです!
アイスリングのデメリット
実際にアイスリングを購入してみて感じたデメリットを紹介します。
売り切れで手に入りにくい
人気商品のため、例年7月以降には品薄の状態になっています。
夏場の暑くなってきたタイミングで、欲しいと思った時に手に入らないのはテンション下がりますよね…
購入を検討されている方は季節を外して早めに購入するか、類似商品を検討しましょう。
ちなみに我が家は4月ごろに購入しましたが、既に一部デザインは売り切れの状態にだったので、自由にデザインを選べるのは冬のシーズンになると思われます。
値段がやや高め
他のPCM素材を利用した商品と比較すると若干お値段が高めになっています。
相場感で行くと1,500円~2,500円といったところでしょうか。
中にはSuoに負けないくらいオシャレな商品もあります。
冷却効果が低い
良くも悪くも28℃をキープするので、発熱時や運動後のクールダウン等、急速に体を冷やしたいような場合には冷却性能が物足りないです。
あくまで、体が熱くなりすぎる前に利用する、予防的な使用方法がメインとなりますので、その点を理解した上で購入しましょう。
ネット上の口コミを見ていると本来の製品の目的を理解しないで購入して低評価を付けているケースが散見されますので、購入前に今一度ご自身のニーズに合ったものか確認しましょう。
類似商品の選び方
Web上で検索すると類似商品が沢山出てきて、どの商品を選べばよいか悩んでしまいます。
我が家も大人用のアイスリングを購入しようと類似商品を調べましたが、調べれば調べるほど違いが判らなくなりました・・・
他の類似商品も使用してみましたが、冷却感や凍結するまでの時間等はSuoと大差なかったので、PCM素材という同じ素材を使っていれば冷却機能面ではあまり大差ないと思います。
一方,商品によっては複数回使用しただけでPCM素材が漏れてくるものがあるようで、Suoの公式のリングでも一部発生しているようです。
公式のものでも発生するということは加工技術の差ではないと考えられるため、発生した際のことを考え、口コミを確認して不良品だった場合に真摯に対応してもらえるか確認するとよいと思います。
我が家は口コミの評価がよく、値段が安いこちらの店舗で大人用のリングを購入しました。
定期的に50%OFFのクーポンを配布しており、なんと1,490円で購入できました!
デザイン面ではSuoに劣りますが、冷却性能や凍結までの時間はSuoと全く遜色ないです。
よく外出するながお(父)の分を試験的に購入してみたのですが、2週間近く使い倒しても全く不具合等がなく、子供用のSuoと同じ使用感なので、追加で2本購入し、我が家には計3本あります!
こうして比較してみるとSuoの質感の高さが改めてわかりますね・・・
まとめると購入時には以下の点をポイントに商品選びをするとよいと思います。
・PCM素材を利用しているか
・口コミ(低評価)に不良品に関する評価があるか。また不良品があった場合の店の対応はどうか。
上記観点に加え、在庫がありそうな商品をいくつかピックアップしてみましたので、参考にしてみてください。
<2022年7月29日現在>
まとめ
アイスリングには強力な冷却効果はないものの、その分長い時間装着できたり、子供でもつけやすいといった特徴があります。
事前に特徴を理解したうえで、シチュエーションに応じて冷却グッズを使い分けて、夏場も楽しく外遊びをしましょう!
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